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東広島市 山陽道トンネル事故 運行管理者ら労基法違反で書類送検

投稿日時: 2016-08-18 19:21:37 (1161 ヒット)

以下、引用です。

  東広島市の山陽自動車道「八本松トンネル」で3月に2人が死亡し多数が負傷した多重衝突事故で、渋滞の車列に突っ込んだト ラック運転手に過労運転を強いたとして、広島県警は16日、勤務先の運送会社「ゴーイチマルエキスライン」(現・ツカサ運輸、埼玉県川口市)の当時の統括 運行管理者で取締役の後藤隆司容疑者を、道交法違反(過労運転の下命)容疑で逮捕した。容疑は、事故前日の3月16日午後、皆見成導(なりみち) 被告(自動車運転処罰法違反(過失致死傷)罪などで公判中)に、十分に休養させなければ正常に運転できない恐れがあると認識しながら、川口市から 福岡市までの運行を指示し過労運転させたとしている。

 県警によると、後藤容疑者は「運行させたが、疲れているとは思わなかった」と容疑を一部否認している。また、埼玉労働局川口労働基準監督署(川口市)は 16日、同社と後藤容疑者労働基準法違反の疑いでさいたま地検に書類送検した。皆見被告の2月の時間外と休日の労働が計101時間51分に上り、悪質と 判断した。

(8月17日 毎日新聞)