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航空自衛隊員過労自殺 和解 国が遺族に7400万円 大津地裁

投稿日時: 2017-10-04 19:26:00 (1185 ヒット)

以下、引用です。

  2006年に航空自衛隊奈良基地(奈良市)で勤務していた隊員の男性長時間労働でうつ病になり飛び降り自殺したのは、自衛隊が労働環境改善などの安全配慮義務を怠ったのが原因だとして、遺族が国に慰謝料など約8000万円の損害賠償を求めた訴訟が大津地裁で和解したことが分かった。国が7400万円を支払う内容で12日付。

 訴状によると、男性は当時、航空自衛隊幹部候補生学校総務課に所属し、学校行事の準備などを担当していたが、業務による疲労などでうつ病を発症。06年9月5日、基地内の庁舎屋上から飛び降り自殺し、14年11月に労災認定された。

 遺族側は男性が自殺前の1カ月間で約100時間の時間外労働をしていたのに、自衛隊側が人員の補充などをしなかったと主張していた。空自奈良基地広報室は「和解内容を含めコメントは差し控える」としている。

(9月29日 毎日新聞)