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働く女性の実情:過去最多の2329万人 男女賃金格差は拡大 2010年女性労働白書

投稿日時: 2011-05-24 09:24:13 (1812 ヒット)

 厚労省が20日発表した「働く女性の実情」(女性労働白書)によると、2010年の女性の雇用者数年平均で前年比0.8%増の2329万人となり、過去最多結婚や出産の後も働く女性が増えたものの、非正規雇用が主流のため、男女間の賃金格差は広がっている。

 総務省が毎月発表する労働力調査のデータをもとに算出。

【既婚女性の就業率】

25〜29歳⇒50.4%
30〜34歳⇒52.0%

10年前と比べて、それぞれ10ポイントほど増えた。

【産業別】

医療・福祉⇒483万人(前年比5.2%増)
卸売業・小売業⇒477万人(前年比0.4%増)

【雇用形態別】

非正規雇用(パート・アルバイト)⇒1218万人(前年比1.8%増)
正規雇用⇒1046万人(前年度と同じ)

【賃金】

男性のフルタイム労働者の賃金を100とした場合、女性は69.3で前年より0.5ポイント減少。

(5月20日 ニュース)