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パワハラ相談が急増 解雇相談を上回る相談件数 兵庫労働局

投稿日時: 2013-06-17 19:07:30 (1233 ヒット)

以下、引用です。

 兵庫県内でパワーハラスメント(パワハラ)の相談件数が急増していることが、兵庫労働局のまとめで分かった。2012年度の相談件数は5千件を超えて3年前の3倍に達し、これまで相談内容で最多だった「解雇」を初めて上回った。

 同労働局によると、労働者や事業主から寄せられる「個別労働紛争相談」の件数は前年度比2・7%増の2万3991件。このうち、パワハラに関する内容(いじめ・嫌がらせ)は7・5%増の5016件で、1521件だった09年度の3倍に急増した。解雇に関する相談は前年比4・3%増の4974件だった。

 雇用主への指導や助言を労働局長に求める労働者も増えている。指導・助言の申し出件数は全体で14・7%増の1103件。解雇に関するものが18・6%で最多だったが、パワハラも2番目に多く16・2%を占めた。

 同僚の前で上司に「ばか」「辞めろ」などと罵声を浴びせられ、精神的に追い詰められた人のケースでは、同労働局と人事責任者や上司が話し合った結果、上司が罵声を一切発しないと約束し、職場環境が改善したという。

 同労働局によると、全国的にも同じ傾向といい、「職場でのパワハラ事案が増えたということではなく、これまで諦めていた人が相談するようになったのではないか」と分析している

(6月15日 神戸新聞)