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契約期間満了で、誤って必要のない退職願提出させる 市職員勘違い

投稿日時: 2014-06-09 09:13:26 (1405 ヒット)

以下、引用です。

 愛知県津島市児童課の職員が、契約期間を終えた臨時職員の保育士19人に対し、誤って必要のない退職願を提出させていたことが5日分かった。本来は「期間満了通知」を渡すだけでいいが、職員は退職願が必要だと思いこみ、今年2月に退職願を提出させていた。

 同市は、公立保育所の民間移管などに伴い、保育園の人員配置の見直しを実施。8時間勤務できるという条件に、臨時職員の38人の保育士と面談した結果、19人が継続して働き、19人が3月末で辞めることになった。19人については、今年2月に退職届を提出させた。市によると、職員は、期間内の自己都合による退職と同じ扱いだと思ってしまったという。職員が、臨時職員の見直し作業に取り組むのは初めてだった。

 離職票についても、本人に内容を確認してもらってから、印鑑をもらうべきところを、十分確認をさせないままハローワークに提出していた。年度末で業務が立て込み、ハローワークへの提出が遅れて、退職者の不利益になってはいけないと思ったという。

 津島市は「契約期間満了時の手続き要綱があり、それが守られていなかった単純ミス。周知徹底を進めたい」としている。

(6月6日 読売新聞)