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労災申請が最多、仕事で「心の病」 平成25年度

投稿日時: 2014-06-30 18:42:56 (1265 ヒット)

以下、引用です。

過労やいじめでうつ病など精神疾患を発症したとして、労災申請した人数は2013年度は1409人(前年度比152人増)で、過去最多を更新したことが 27日、厚労省のまとめで分かった。労災認定は436人(同39人減)で4年ぶりに減少したが依然高水準にある。いじめや過重労働など職場環境の悪化 が原因で発症した事例が目立った。

厚労省は「仕事上のストレスで医療機関でうつ病と診断される人が増えている。うつ病などを労災申請できるとの意識も浸透してきた」と申請増の要因を説明している。

  労災認定された人の発症の原因は「嫌がらせ、いじめ、暴行」と「仕事内容や仕事量の変化」がいずれも55人で最多。「悲惨な事故や災害の体験・目撃」 (49人)、「病気、けが」(46人)が続いた。「セクハラを受けた」(28人)、「上司とのトラブル」(17人)も目立った。
認定者を業種別にみると製造業が78人と最多。次いで卸売・小売業が65人、医療・福祉の54人が続いた。年代別では30代が161人と最多で、40代の106人が続いた。正社員が12年度に比べ58人減の375人だった一方、パート・アルバイトは9人増の26人、契約社員も9人増の20人だった。

(6月27日 日本経済新聞)