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マタニティーハラスメント被害女性職員 主張認められ医療法人に77万円賠償命令

投稿日時: 2015-04-20 19:19:32 (1009 ヒット)

以下、引用です。

マタニティーハラスメントなどを受けたとして、札幌市中央区の医療法人「社団恵和会」に勤務する40代女性職員が、上司2人と法人に計1100万円の損害賠償を求めた訴訟で、札幌地裁(榎本光宏裁判官)は17日、職員の主張を認めて被告に計77万円の支払いを命じた。

 判決によると、女性職員は2011年以降、男性理事から食事に誘われるなどしたため、理事からの電話に出ないようにすると、12年8月に異動や業務変更を命じられた。翌年、妊娠を報告したところ、理事と女性上司から「想像妊娠ではないのか」などと言われ、中絶についての発言も受けた。

 榎本裁判官は「著しく不適切で配慮に欠ける」と指摘し、上司2人の言動は違法な嫌がらせと認定した。女性職員は「性別ではなく一個人として認められ、働ける環境になってほしい」と話した。

(4月18日 毎日新聞)