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宮城の消防士自殺 パワハラ原因 両親が消防事務組合に損賠求め提訴

投稿日時: 2017-08-08 19:13:30 (1275 ヒット)

以下、引用です。

  宮城県の塩釜地区消防事務組合の利府消防署に勤務していた消防士、児玉淳さんが自殺したのは上司のパワーハラスメントが原因だとして、児玉さんの両親が3日、同消防事務組合に9千万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。

 訴状などによると、児玉さんは平成22年4月に同組合に採用され、24年4月に利府消防署に配属。署内の配置転換があった25年4月以降、上司3人から机を蹴りながら叱責されたり、仕事のやり方を教えなかったりといったパワハラを受けたという。児玉さんは署長と副署長にパワハラを訴えたが改善されず、児玉さんは同7月に鬱病の診断を受け休職、10月に自殺した。

 両親は地方公務員災害補償基金県支部に公務災害を申請したが、同支部は平成27年10月に公務外と判断。両親は不服を申し立て、同支部は28年10月、公務外認定を取り消し、上司のパワハラと児玉さんの自殺には因果関係があり、公務災害だと認定した。

(8月4日 産経新聞)