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警備業セコム 労基法違反 長時間残業に勧告 指令役社員労使協定超え

投稿日時: 2017-09-25 18:46:33 (2169 ヒット)

以下、引用です。

  警備員に指令を出す管制員の社員数人に労使協定の上限を超える長時間残業をさせたとして、警備業最大手のセコムが、東京労働局渋谷労働基準監督署から労働基準法違反(労働時間)で是正勧告を受けたことが分かった。

  勧告は7月5日付。同社によると、労働組合と変形労働時間制の労使協定を結び、残業の上限を3カ月で120時間以内、繁忙期(合計半年間)は同230時間以内と定めていた。しかし、2016年度に東京都世田谷区内の同社施設に勤務する管制員数人に対し、繁忙期以外にも3カ月で120時間を超える残業をさせたと指摘された。

 同社は今月5日、労基署に「離職や人事異動、(天災などの)突発的な業務量の増大が原因」と報告。人員を増やし、今月末までに違法状態は解消される見通しだとしている。

(9月21日 毎日新聞)