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三菱電機自殺 新入社員の両親 パワハラが原因として賠償提訴

投稿日時: 2017-10-01 19:19:16 (1715 ヒット)

以下、引用です。

  三菱電機の新入社員だった男性(当時25歳)が自殺したのは上司や先輩社員のパワハラや社内いじめが原因だったとして、東北地方に住む両親が27日、同社に総額約1億1800万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。併せて、来月にも兵庫労働局尼崎労働基準監督署に労災を申請する。

  訴状などによると、男性は昨年4月に入社。兵庫県尼崎市にあるソフトウエア開発部署に配属されたが、同11月17日未明、社員寮の自室で首をつって自殺した。自室にあったノートには「私は自殺をします。私は三菱につぶされました」という言葉で始まる4ページの遺書が残されていた。上司、先輩ら3人を名指しし、配属先が大学院時代の専門分野と異なるのに質問に答えてもらえない▽職場全員の前で激しく非難・嘲笑された▽開発費用の過大請求のための書類改ざんを指示されたとも記していた。

 同社は今年7月、「上司らが不適切・不合理な指導をしていた事実はない」と両親に回答し、過大請求も否定した。

 同社を巡っては、新入社員の男性が月100時間を超える残業で適応障害を2014年4月に発症し、昨年11月に労災認定された。この男性は取材に「自分もパワハラを受けた。会社は何も反省しておらず、怒りと悲しみでいっぱいだ」と話した。

(9月27日 毎日新聞)