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自殺は長時間労働による鬱病が原因 奈良県職員の両親が提訴

投稿日時: 2019-06-25 13:32:50 (2607 ヒット)

以下、引用です。

  奈良県庁の主査だった西田幹(つよし)さん当時(35)が自殺したのは長時間労働で鬱病を発症したのが原因だったとして、両親が24日、県に約1億200万円の損害賠償を求める訴訟を奈良地裁に起こした。

   訴状によると、西田さんは教育委員会教職員課に勤務していた平成27年4月、鬱病を発症。砂防・災害対策課に異動後の29年5月21日、自宅で首をつって自殺した。発症前の1カ月の時間外勤務は計154時間にも及んだが、県が過重な業務を軽減させる是正措置を怠ったため、自殺したとしている。

   地方公務員災害補償基金奈良県支部は先月、自殺と業務との因果関係を認め、公務員の労働災害(労災)にあたる公務災害と認定した。

   父の裕一さん(65)は提訴後、奈良市内で記者会見し「県が産業医の勧告に従って対応していれば、このようなことにはならなかった」と訴えた。荒井正吾知事は「訴状が届いていないのでコメントは差し控える」としている。

(6月24日 産経新聞)