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長時間労働・パワハラでうつ病に 運転手の男性 西濃運輸を提訴へ

投稿日時: 2014-06-02 18:28:31 (1614 ヒット)

以下、引用です。 

 物流大手「西濃運輸」(本社・岐阜県)のトラック運転手の男性が、長時間労働や上司のパワーハラスメントが原因でうつ病になり休職したとして、同社と上司2人に約6千万円の損害賠償を求める訴えを近く大阪地裁に起こすことがわかった。

 訴えるのは、同社摂津支店(大阪府摂津市)に勤める吉村年人さん(48)。2011年6月にうつ病を発症して翌7月から休職。12年6月、病気は業務が原因として労災認定された。

 訴状や労災認定の資料によると、吉村さんは11年6月、三重県内の高速道路を走行中、たまたま並走していた得意先の車に「接触された」と苦情を言われた。車体には傷もなく、身に覚えがないのに上司から物損事故を起こしたと決めつけられ、厳しく叱責(しっせき)された。別の上司には、反省のためとして支店の草刈りを3日間させられたという。 

 吉村さん側は、残業時間がこのトラブル前の1年間の平均で月約140時間あり、長時間労働の末のトラブルでうつ病を発症したとして、逸失利益や慰謝料などを求める。西濃運輸は「誠意をもって話し合いをしてきましたが残念です。訴状の内容を確認したうえで引き続き真摯(しんし)に対応させていただきます」としている。

(5月31日 朝日新聞)