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会社を訴えるニュース : 残業220時間で7万円は不当 未払い残業代求めしゃぶしゃぶ店を提訴

投稿日時: 2015-10-02 19:58:47 (982 ヒット)

以下、引用です。

  月150〜220時間以上の残業をさせられたが、月7万円程度の「固定残業代」だったのは不当だとして、東京都内の男性(26)がしゃぶしゃぶ料理店などを運営する永和商事(東京)に対して、未払い残業代約545万円や地位確認などを求めて東京地裁に提訴した。

 訴状などによると、男性は2013年4月〜14年4月、長時間労働を強いられ精神障害になったという。固定残業代については、「残業時間が明示されておらず無効だ」と主張している。また、今年2月に受け取った休職期間満了による自然退職の通知は、休職が業務上の疾病によるもので無効とも訴えている。男性は今年8月、労働基準監督署から労災認定を受けた。

 永和商事は「訴状は届いていないが、残業時間について見解の相違がある。男性は当初、腰痛と訴えて休んでおり、主張は信頼できない」としている。

(9月28日 朝日新聞)


会社を訴えるニュース : 光通信社員 突然死は過重労働が原因 2審も労災認定支持 

投稿日時: 2015-09-29 20:39:27 (868 ヒット)

以下、引用です。

  携帯電話・OA機器販売会社「光通信」(東京都)に勤めていた男性(当時33歳)突然死したのは過重労働が原因として、神戸市の両親が国に労災認定を求めた訴訟の控訴審判決が25日、大阪高裁であった。中村哲裁判長は過労死と認定した今年2月の1審・大阪地裁判決を支持し、国側の控訴を棄却した。

   判決によると、男性は1999年に入社。出向した子会社で法人顧客のクレーム処理を担当していた2010年2月、虚血性心不全で死亡した。両親が池袋労働基準監督署に労災を申請したが、6カ月前までの残業時間が労災認定の目安となる月80時間に満たなかったなどとして認められなかった。

 中村裁判長は1審と同様、男性の出退勤記録から死亡前の3年間の勤務状況を検討。その結果「恒常的な長時間労働で疲労が蓄積し、解消できなかった」として長時間の過重労働を認定し、虚血性心不全発症との因果関係があったと判断した。

 判決後、両親らが記者会見し、母親(63)は「ほっとしている。判決文を仏壇に供え、報告したい」と話した。また弁護団は、両親が光通信に約1億6400万円の損害賠償を求め神戸地裁に提訴した訴訟は和解が成立したと明らかにした。24日付で、同社が解決金を支払い、男性の死亡に「遺憾の意」を表明するなどの内容という。

 東京労働局労災補償課は控訴審判決について「関係機関と協議し対応する」、光通信広報部は「和解の経緯や内容についてはコメントを控える」とした。

(9月25日 毎日新聞)


会社を訴えるニュース : 石綿製造大手ニチアス 元従業員2人へ計4180万円の賠償命令 岐阜地裁

投稿日時: 2015-09-16 20:10:13 (1003 ヒット)

以下、引用です。

  アスベスト(石綿)製品製造最大手だったニチアスの羽島工場(岐阜県羽島市)の元従業員2人が石綿を吸って健康被害を受けたとして、同社に計約5940万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、岐阜地裁(唐木浩之裁判長)は14日、同社に計約4180万円の支払いを命じた。ニチアスの石綿訴訟で、元従業員の請求を認めた判決は初めて。

 訴訟では、じん肺を発症した原告の1人が退職後に見舞金を受け取った際に書いた念書の効力が争点の一つだった。ニチアスは「和解契約が成立し、原告の損害賠償請求権は消滅している」と主張したが、判決は「病状悪化後の損害までは含まれない」と退けた。時間を経て重症化した他の元従業員の救済に道を開く可能性がある。

 原告は山田益美さん(72)と角田正さん(80)。判決などによると、山田さんは1959〜67年、角田さんは60〜95年に羽島工場に勤務し、石綿と石灰などの粉をスコップで混ぜ合わせる作業などに従事。2人は大量の石綿の粉じんを吸って石綿肺などに罹患(りかん)したのは、ニチアスに安全配慮義務違反があったと主張していた。

  判決は、健康被害の予見可能性について、労働省(当時)が予防対策指針を示した58年の時点で既に石綿肺に関する医学的知見が確立していたと指摘、2人が石綿肺になることは予見可能だったと認定した。そして、2人の労働環境は「換気対策が不十分で、マスク着用も徹底されていなかった」として、同社に安全配慮義務違反があったと認定。ニチアスに対し、山田さんには約2200万円、角田さんには退職時見舞金600万円を差し引いた約1600万円と、2人の弁護士費用計約380万円の支払いを命じた。

 ニチアスを巡っては、元従業員らが2010年に岐阜など3地裁に一斉提訴。札幌訴訟は12年に和解。奈良訴訟は14年に奈良地裁が請求を棄却、大阪高裁も控訴棄却したため、原告が最高裁に上告した。

(9月14日 毎日新聞)


会社を訴えるニュース : 建築会社勤務の男性 過重労働によるうつ病が原因で自殺 会社に1億円賠償命令 京都地裁

投稿日時: 2015-09-11 19:37:32 (860 ヒット)

以下、引用です。

   2011年に京都市伏見区の建設会社「南山建設」に勤務していた男性=当時(36)=が自殺したのは、過重労働などによるうつ病が原因として、京都府京田辺市の妻(41)らが会社に1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、京都地裁は10日、請求全額の支払いを命じた

 判決理由で堀内照美裁判長は男性がうつ病の診断書を社長に見せていたことに触れ、「健康状態が悪化しているのを認識しており、安全配慮義務違反があった」とした。

 判決によると、男性は11年5月26日午前に会社でうつ病の診断書を社長に見せた後、同日午後1時ごろに自殺した。

(9月10日 共同通信)


会社を訴えるニュース : 英会話学校女性講師 うつ病発症し自殺 持ち帰り残業が原因として両親が提訴

投稿日時: 2015-09-09 19:21:18 (919 ヒット)

以下、引用です。

  金沢市で2011年に英会話学校講師の女性(当時22)うつ病を発症して自殺したのは、長時間の「持ち帰り残業」が原因だとして、大阪府内に住む女性の両親が、学校の運営会社「アミティー」(岡山市)に約9100万円の損害賠償を求める訴訟を近く大阪地裁に起こすことが8日、分かった。

 女性の死亡をめぐっては金沢労働基準監督署が昨年、長時間の時間外労働でうつ病を発症したことによる労災と認定した。

 アミティーの山崎高人社長は「社員が亡くなったことは非常に重く受け止めている。持ち帰り残業は指示しておらず、訴訟には真摯に対応し、事実を明らかにしていきたい」とのこと。

(9月8日 共同通信)


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