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年金保険料納付、10年遡り法案が衆議院で可決されました。

カテゴリ : 
社労士のうんちく
執筆 : 
2011-8-5 21:20

年金保険料納付、10年遡りが認められました。そのニュースは⇒こちら

「年金」って、若い時は、あまり大切に思わないですよね。

その時は自分で収入を得ることができるので、そして、何よりも遠い未来のことなので・・・余計に・・・

でも、年を重ねて働けない年になると、多くの人が「年金」だけが頼りになります。

でもでも、そんなことを、若いうちから想像して生活する人はいません。

ということで、年金への意識は薄いです

今回、認められたことは、

50代・60代の方で年金を受ける権利がない方が、嬉しいのではないでしょうか。

ただ、10年分ともなれば、百万円は超えます。

「そんなお金あるかーーー」という風にもなりそうです。

しかし、「年金」は「寿命」が大きく関わってくるので、誰も正確な答えを言うことができません。

その百万円を貯蓄して持ってることが良いのか、納めて年金としてもらえるようにするのか・・・

ちなみに年金は、

年金をもらい始めてから、おおよそ10年以上もらえば、納めた保険料分は戻ってきます。

長生きすればするほど、得な制度です。反対に短命であれば、「損?」という考えもできます。

難しいところです

ただ、年金保険料納付は、本来国民の義務ですので、義務ということろから考えると納めるべきです。

やはり、判断が難しいです

今回の施策は、3年限りの時限措置です。

年金について今まで無視してきた。でも、どうにかしたい!と考えている方は

この機会に納付して、年金を受ける権利を発生させて下さい。

老後が変わってくると思います。

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