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就業規則の変更・考え方

カテゴリ : 
社労士のうんちく
執筆 : 
2011-2-9 21:20

今日は、就業規則、賃金規程の変更をしていました。その他、賃金シュミレーション等々・・・

就業規則を変更する時というのは、

私の考えは、

「変更後、お客様が理解して、運用していって頂けるように」と思い、

変更点等、ご提案させて頂いています

それは資料でご説明させて頂いたり、ジェスチャーで必死にお伝えしたりと様々な形になりますが・・・

 最終的に、データを頂いて抜けているところがないのか

確認しながら、納品させて頂くスタイルで対応させて頂いています。

 色々な就業規則を見ていると、会社の色というのがよくでていますよね。

それは、

  • 従業員に優しい 就業規則
  • あくまでも労働基準法を最低限に順守するだけの 就業規則
  • ただフォーマットを用いただけの 就業規則(規則に執着がない)
  • 一担当者が勝手に作った 就業規則

と・・・変更しながら、こんなことを感じます。

就業規則の役割、それは社の唯一のルールですよね。

これらを順守して普段の日常業務を過ごされている方は、極極マレだとは思います。

しかし、規則というのは、何かあった時の基準となるものですから、

地震時の非常食ではないですが、準備しておく必要はありますよね。

事件が起こってから対応するのでは遅すぎますからね。いわゆる・・・「後の祭り」です。

 社会・労働法関連は、毎年、もう勘弁してくれ!というほど法改正が入ります。

それに対応する為には、毎年見直しをする必要がありますが、そんなマメなことはできません。

大手の会社であれば、話は違いますが・・・中小企業等であれば、難しすぎます。

もし実際に、そんなメンテナンスをしてくれ!という依頼がきたら、驚いてしまいます

ですが、2年もしくは3年に1回ぐらいは、見直した方が良いと思います。

労働紛争が増えてきてますから・・・

・・・と今日は社労士らしく、うんちく書いてみましたm(__)m

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