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労災認定 長時間労働など原因 介護施設長自殺

投稿日時: 2010-06-21 16:22:46 (2000 ヒット)

 秋田労働基準監督署が秋田市内の介護施設の施設長だった20代の男性が自殺したことについて、長時間労働などが原因として労働災害認定したことが18日わかった。

 男性側の弁護士によると、男性は介護職場の経験が不十分だったにもかかわらず、役員の説得で施設長に就任。その後、月100時間に及ぶ時間外労働をする日1年近く続いた。さらに市の監査で施設の多額の損失が明らかとなり、管理者としての責任に問われて不安や不眠が続き、関係者からの協力や支援を得られずにうつ病を発症。08年3月に自殺した。同年6月に男性の遺族から「過労死110番」に相談があり、09年3月に労災を申請していた。

(6月19日 毎日新聞)