HOME  > 新着情報  > 労災ニュース  > 新潟市民病院 女性研修医の自殺で遺族が労災申請 月251時間残業も
アーカイブ | RSS |

新潟市民病院 女性研修医の自殺で遺族が労災申請 月251時間残業も

投稿日時: 2016-08-22 19:30:31 (1014 ヒット)

以下、引用です。

   新潟市民病院(新潟市中央区)に勤務していた女性研修医(当時37)が今年1月に自殺したのは、1カ月の残業が最長で251時間に上った長時間労働が原因だとして、遺族が17日、新潟労働基準監督署に労災申請を行った。

 県庁内で記者会見した女性の夫や代理人の弁護士によると、女性は昨年4月から研修医として勤務していたが、同年秋ごろから眠れないなどの不調を訴えるようになり、自殺した。

 遺族らが病院から開示を受けた通勤記録やカルテの閲覧歴を調べたところ、女性は「過労死ライン」とされる月80時間を上回る月100時間以上の残業を毎月繰り返していた。最長だった昨年8月は251時間に達していたという。

 女性の夫は「病院は個人の労働時間をしっかりと把握しておらず残念だ。病院は体質を改めてほしい」と話した。新潟市民病院は「コメントは控える」としている。

(8月18日 産経ニュース)