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ぼうこうがんで7人労災認定 福井の工場で化学物質暴露 厚労省

投稿日時: 2016-12-22 18:05:36 (820 ヒット)

以下、引用です。

  福井市の工場で化学物質「オルト−トルイジン」を扱ってぼうこうがんを発症したとして、従業員ら7人が労災を申請していた問題で、福井労働基準監督署は21日、いずれも労災と認定した。

  厚生労働省の有識者検討会が20日、同物質への暴露によるぼうこうがんについて、初めて労災認定の目安を示した。これに基づき、7人はいずれも条件を満たすと判断した。

  目安では、同物質に暴露する作業に10年以上携わり、潜伏期間が10年以上ある場合は関連性が高いと判断するとした。いずれかが10年未満の場合は個別に作業内容などを勘案して検討する。 

  厚労省によると、これまでに福井とは別の2カ所の事業場でオルト−トルイジンに暴露してぼうこうがんを発症したとして、2人が労災を申請している。同物質を扱ったことのある事業場は全国に59カ所あり、厚労省は今後、労災請求の手続きなどを周知する方針。

(12月21日 時事ドットッコム)