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通勤災害の3割が雪や路面凍結が原因 福島県

投稿日時: 2017-02-23 19:49:48 (845 ヒット)

以下、引用です。

  福島労働局は、福島県内で平成27年度に通勤途中に転んでけがをするなど通勤災害と認定した550件のうち、約3割の150件が雪や路面の凍結が原因だったと発表した。

 労働局によると、通勤災害の原因や傾向の分析は全国で初めて。雪に慣れているはずの東北地方でも災害は多発しており、注意が必要なことが分かった。岡久潤労災補償課長は「滑りにくい履物で、ゆとりをもって通勤してほしい」と呼び掛けている。

 分析によると、150件は27年11月〜28年3月に発生。約7割が女性で、特に50代以降で女性の割合が高くなる傾向があった。

 半数以上の85件が徒歩で通勤中に転んでおり、車での移動中にスリップしてガードレールにぶつかるなどの事故を起こし、けがしたケースの42件を上回った。

  時間帯別に発生件数をみると、7時台が164件と最多で、8時台110件、6時台44件と続いている。同労働局は、「決まった時間までに出勤しようと焦り事故に遭うケースが多い」とみている。退勤時間帯は、18時台(32件)と17時台(30件)が目立った。

(2月17日 労働新聞)