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函館ロープウェイ事故 清掃作業中の従業員が死亡 労基署が運営会社部長を書類送検

投稿日時: 2017-06-23 18:46:35 (963 ヒット)

以下、引用です。

  北海道函館市の函館山ロープウェイ山麓(さんろく)駅で昨年12月、清掃作業中の従業員が死亡した事故で、函館労働基準監督署は21日、運営会社の「函館山ロープウェイ」(竹村隆社長)と安全管理責任者の同社索道部長を、労働安全衛生法違反容疑で書類送検した。

 容疑は昨年12月11日、従業員の成田良平さん(当時26歳)にワイヤ付近の清掃作業をさせる際、ゴンドラの起動装置に錠を掛けるなど安全上の措置を講じなかったとしている。

 道警によると、成田さんは「油が服に付いた」という利用客の苦情に対応するため、営業時間中に油漏れ部分を清掃していたところ、完全に停止していなかったゴンドラの金具と滑車の間に下半身を挟まれ、出血性ショックで死亡した。道警は業務上過失致死容疑で捜査している。

 「函館山ロープウェイ」の小松郁夫総務部長は「事故を起こした重大さを真摯(しんし)に受け止めているが、送検の内容を把握できておらず、コメントは差し控えたい」と話した。

(6月21日 毎日新聞)