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年金・健康保険・社会保障と税の共通番号制度 国民一人一人にカード2015年導入予定

投稿日時: 2011-02-01 20:11:58 (1910 ヒット)

 政府・与党社会保障改革検討本部(本部長・菅首相)は28日、「社会保障と税の共通番号制度」の実務検討会を開き、共通番号制度を2015年1月に導入する方針を決めた。

 国民一人一人に番号を付け、年金手帳や健康保険証などの機能をICカード1枚にまとめる。

政府が個人の所得や社会保障に関する情報を一括管理し、社会保障サービスの充実や税金の徴収に役立てる。きめ細かい社会保障サービスの実現や、税務手続きの簡素化などが期待される。

政府は、31日の本部会合で正式決定する。6月に「社会保障・税番号大綱(仮称)」を策定し、今秋の臨時国会にも「番号法(仮称)」案の提出を目指す。実務検討会座長の与謝野経済財政相は28日の会合で、「長年の社会保障制度の課題が、第一歩を踏み出した。秋に向けてきちんと一歩一歩進んでいきたい」と意欲を示した。

(1月28日 読売新聞)