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警備員の不法派遣 警備会社4社の各社派遣責任者を書類送検

投稿日時: 2011-03-02 09:14:53 (3530 ヒット)

 警備員を不法に派遣したとして、警視庁生活安全総務課と生活安全特別捜査隊などは28日、労働者派遣法違反の疑いで、東京都渋谷区猿楽町の警備会社「日動警備保障」と千代田区飯田橋、同「セントラル綜合サービス」など計4社と各社の派遣責任者計4人を書類送検しました。

 派遣法は、警備業務で労働者を派遣することを禁止している。同課は4社が昨年1月までに計106人を別会社に派遣したとみて調べている。

 同課によると、日動警備保障の社員の男(62)は「違法なことは知っていたが、派遣先の会社の都合でズルズルと続けてしまった」と供述。派遣先の会社は「警備業務を新規に受注したとき、採用が間に合わず人手不足だった」と説明している。

 日動警備保障の送検容疑は、平成20年8月4日から昨年1月7日までの間、計291回にわたって自社で雇った警備員1人を、駅ビルなどで警備業務をする会社に派遣、働かせた等々。

(2月28日 ニュース)