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【続報】専業主婦3号から1号への切替漏れ問題 主婦年金未納 過払い分返還か減額

投稿日時: 2011-05-13 19:07:56 (1778 ヒット)

 民主党は10日の厚生労働部門会議で、夫が会社を辞めて厚生年金を脱退したにもかかわらず、国民年金の切り替えを忘れ、保険料が未納になっている専業主婦らの年金問題に関する対処方針を決めた。週内にも細川律夫厚生労働相に提案し、政府は今国会に関連法案の提出を目指している。

● すでに年金を受給している人でも、未納記録を訂正せず、年金を本来の受給額より多く受け取った『過払い分の返還』

● 新たに支給する年金は、『減額』

【返還対象】
時効になっていない過去5年に支給された年金

【方法】
⇒過払い分を今後受け取る年金から減額するか、一括返還も認める。

 ただし、住民税が非課税の低所得者(一人暮らしで年金収入が年155万円未満)は返還対象から除外。これにより、9割近い人は返還の対象にならないとしている。返還を求める場合も、年金額から10%を超えない範囲と限度額を設けた。

● 未納保険料の追納期間を直近10年間を基本とすることにした。

● 保険料を支払えない期間は、その分、年金支給額を減額するものの、受給資格(加入期間25年)に算入できる特例を講じるとした。

(5月11日 ニュース)


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