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年金 低所得受給者に月1万5千円加算 加入期間短縮25年→10年へも検討 厚労省

投稿日時: 2011-05-20 17:33:49 (1879 ヒット)

 18日、社会保障と税の一体改革で焦点の年金分野について、厚労省が検討している現行制度の具体的な改善策が、明らかになった。

 低所得の年金受給者に対し、1人当たり月額1万5千円前後を現在の受給額に上乗せ支給するなど、低年金・無年金対策が柱。

 低所得者向け加算のほかは、

● 障害基礎年金の加算

● 原則25年の受給資格期間(最低加入期間)を10年に短縮

を検討。

 厚労省はこれらの対策をすべて実施した場合、団塊の世代が高齢期を迎える2015年には年約6千億円の財源が必要と試算。同省は、社会保障と税に関する政府の「集中検討会議」が取りまとめる改革案に、この改善策を盛り込むことを目指す。

(5月19日 ニュース)