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厚生年金、老後の年金、夫婦で半額ずつ受給 妻も支払者とみなす 厚労省検討

投稿日時: 2011-09-30 19:51:45 (1550 ヒット)

以下、引用です。

厚生労働相の諮問機関・社会保障審議会年金部会は29日、保険料を払っていなくても払ったとみなされる専業主婦年金の見直しに着手した。サラリーマンの夫が支払っている厚生年金、共済年金の保険料の半分を妻が払っているとみなし、老後に受け取る年金も2等分する案を軸に検討。小宮山洋子厚労相も見直しに意欲を示している。

 主婦年金の改革案は、政府・与党が6月にまとめた税と社会保障の一体改革案に盛り込まれており、年金部会が年末までに詳細を詰めて来年の通常国会に関連法案を提出する方針。

 改革が実現しても夫婦が受け取る年金額の合計額は変わらない。ただ、現行制度では夫が死亡した場合、妻は遺族年金として夫が受け取る予定だった年金の75%を受給できるが、新制度では50%になる。妻と死別、離婚した夫も年金額が半減する可能性があり、こうした問題への対応策を検討する。

(9月29日 ニュース)