HOME  > 新着情報  > 社会保険ニュース  > 在職老齢年金制度緩和 60歳〜64歳、28万円基準を46万円超へ 厚労省案
アーカイブ | RSS |

在職老齢年金制度緩和 60歳〜64歳、28万円基準を46万円超へ 厚労省案

投稿日時: 2011-10-13 10:21:26 (2110 ヒット)

以下、引用です。

 60歳以上で働いている人の厚生年金をカットする「在職老齢年金制度」に関し、60〜64歳の減額基準を緩める案も示した。

現在
賃金と年金の合計額が月28万円を超えると年金を減らしているが

この基準を
・65歳以上と同じ「46万円超」へと緩和する
・60〜64歳の平均所得に合わせた「33万円超」とする
2案で、来年の通常国会への関連法案提出を目指す。

 在職老齢年金制度の見直しは、「働くと年金が減るのでは高齢者の就労意欲をなくす」との批判に応えた。60〜64歳の人は月額換算賃金と年金の合計が月28万円を超すと、超過額の半分が毎月の年金から差し引かれる。年金と賃金が15万円ずつの人は月収30万円で基準を2万円超すため、超過額の半分、1万円がカットされ、年金は月14万円となる。減額基準を「46万円超」に緩和した場合、給付総額は5000億円程度膨らむという。

(10月12日 ニュース)