HOME  > 新着情報  > 社会保険ニュース  > AIJ投資顧問 年金資産消失問題 今後厚生年金基金を維持できないケースが懸念
アーカイブ | RSS |

AIJ投資顧問 年金資産消失問題 今後厚生年金基金を維持できないケースが懸念

投稿日時: 2012-03-23 20:52:30 (1544 ヒット)

以下、引用です。

 「AIJ投資顧問」(東京都中央区)の年金資産消失問題で、顧客の厚生年金基金が委託した資産の大半は戻らないとみられ今後基金を維持できなくなるケースが懸念されている。基金の大半は、地域の中小企業が集まって設立した零細なグループで、失われた資産の穴埋めは難しい。実際、6年前に解散した兵庫県の基金では、負担増で加入企業が次々に倒産した。いまだに後始末は終わらず、負の連鎖を断ち切るのは容易ではない。

 「返しても返しても負担が増え、底なし沼にはまったようだ」

「垂水タクシー」(神戸市垂水区)の永田社長(59)はため息をついた。同社などが加入する「兵庫県乗用自動車厚生年金基金」(1970年設立)は2006年1月、不況や高齢化による年金受給者の増加で、給付に必要な積立金の不足が拡大し、解散を決めた。

 厚生年金基金では企業年金のほか、公的年金の一部を国に代行して運用している。基金を解散するにはその「代行部分」を国に返す必要がある。兵庫県乗用自動車厚年基金の代行部分は137億円だったが、純資産は66億円だけで、71億円足りなかった。これを加入する全50社が受給者数などに応じて分担することになり、19社は計22億円を一括納付、垂水タクシーを含む31社は10年の分納を選んだ。分納の会社が返済中に倒産した場合は、分納を選んだ他の会社が連帯して肩代わりすることも取り決めた。

(3月22日 ニュース)