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AIJに委託の全国商品取引業厚生年金基金 解散

投稿日時: 2012-05-24 18:38:00 (2659 ヒット)

以下、引用です。

 AIJ投資顧問(東京)の年金資産消失問題で、約21億円の資産運用を委託していた全国商品取引業厚生年金基金(東京)が解散する方針を決めたことが23日までにわかった。

 厚労省によると、AIJに運用を委託していた基金の解散は、北海道電気工事業厚生年金基金(札幌市)に次いで全国で2例目。

 全国商取業厚年基金は21日の理事会で解散の方向を確認し、検討委員会を設置。9月の代議員会での解散決議を目指す。「収支が悪化していて数年前から解散を念頭に置いていた。AIJによる損失が、解散を後押しした」と説明している。   

 関係者によると、同基金は1974年6月設立。商品取引所や商品先物会社など約80社の加入企業の年金を運用。2006年には約1万8000人だった加入者数は約4000人まで減少する一方、受給者数は増加を続け、現在約5300人。加入者が増える見通しがない上、年金支給額と掛け金収入の差が拡大する見通しで、存続困難と判断した。

(5月23日 Sankei.Bizより)