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最低賃金15円上げ、時給728円に 平成22年8月時点

投稿日時: 2010-08-10 19:15:54 (1872 ヒット)

 労使の代表と学識者で構成する中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会は5日午前、2010年度の最低賃金の改定額の目安を決めた。全都道府県で賃上げを実施し、上げ幅は全国平均で15円10年度の最低賃金は728円になる計算だ。景気が持ち直しつつあることを考慮し、経営への影響より賃金の底上げを優先する。

 最低賃金は企業が従業員に払う義務のある賃金の下限で、都道府県ごとに額が違う。

現在の全国平均は時給713円。

引き上げ実績は今回で8年連続となる。上げ幅が10円以上になるのは4年連続だ。

 小委員会は審議会に結果を報告する。審議会は報告をもとに厚労相へ答申。その後、都道府県の審議会が議論し、引き上げ額を決める。10月下旬には新しい最低賃金を適用する。

(8月5日 日本経済新聞)