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高額療養費の年間上限案を先送り 社会保障審部会

投稿日時: 2013-01-11 20:22:02 (1304 ヒット)

以下、引用です。

 厚労省の社会保障審議会医療保険部会(厚生労働相の諮問機関)は9日、高額な医療費を一定以内に抑える高額療養費制度の拡充策を先送りするなどの報告書をまとめた。

 同制度は、患者の自己負担が高額になるのを抑えるため月額の上限を設けているが、毎月一定の医療費がかかるがん患者などから改善を求める声が強く、厚労省は新たに年間上限額を設ける案を示していた。しかし、システム改修に多額の費用や時間がかかることなどから、同部会では慎重意見が多かった。

 12年度補正予算案で焦点となっている70〜74歳の高齢者の医療費自己負担の1割から2割への引き上げについては、公平性の観点から早期引き上げを求める意見と、負担増への懸念から現行の1割を継続すべきだとの両論が併記された。

(1月10日 読売新聞)


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