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大阪市の印刷会社 「会社として補償を」胆管がん労災認定で初会見謝罪

投稿日時: 2013-03-29 20:53:38 (1247 ヒット)

以下、引用です。

 大阪市の印刷会社「サンヨー・シーワィピー」の元従業員らが相次いで胆管がんを発症した問題で、労災申請していた16人(うち死亡8人)が認定されたことを受け、同社の山村悳唯社長が28日記者会見し、謝罪した上で、「労災保険給付とは別に、会社として補償を考えている」と話した。山村社長がこの問題で謝罪するのは初めて。

 会見には次男の山村健司取締役も同席。1996年に購入した溶剤に胆管がんの原因とされる「ジクロロメタン」が含まれていたことについて、「専門的な知識が必要で、(有害物質が含まれていたことが)当時分かっていなかった。後悔している」などと話した。一方、「2004年に2人目の発症者を把握してからは、再検査を指示したり、溶剤を変更したりした」と、適切に対応したと強調した。

 労災認定された元従業員らも記者会見し、本田真吾さん(31)は「(社長は)出てくるのが遅いと思う。会社の気持ちが、まだ伝わってこない」と憤った。夫を胆管がんで亡くした女性(40)は「人の命を何だと思っているのか」と話していた。

(3月28日 時事ドットコム)