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小樽信金が元職員提訴「再雇用契約更新する義務なし」 被告はパワハラで反訴へ

投稿日時: 2014-07-09 18:44:29 (1354 ヒット)

以下、引用です。

 定年退職後に再雇用した職員の勤務態度などに問題がある場合、企業側に再雇用契約を更新する義務はないなどとして、小樽信金(佐林史明理事長)が元 男性職員(63)を相手取り、再雇用契約が存在しないことの確認を求める訴訟を札幌地裁小樽支部に起こした。9日に第1回口頭弁論が開かれる。元職員側は 争う姿勢を示すとともに、信金側が問題とする勤務態度は「上司のパワハラが理由だ」として、損害賠償などを求め反訴する方針。

 小樽信金の提訴は5月2日付。訴状によると、元職員は2011年3月に定年退職し、同信金は同4月から1年契約の再雇用の更新を続けてきた。しかし、元 職員が13年度までに個人情報の取り扱いに関する業務違反を2度繰り返すなど、再雇用制度の規程に反したとして、信金は今年4月以降の契約を結ばなかっ た。元職員は再雇用の契約継続を求めているという。

 被告側の代理人は「元職員が業務上のミスを犯した背景には、上司から叱責(しっせき)を受け続けるなど度重なるパワハラがあった。雇い止めは、65歳までの雇用確保を定める改正高齢者雇用安定法の趣旨に反する」などとしている。

(7月9日 北海道新聞)